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2011年10月19日水曜日

京都、私の散歩道



今日は、10月下旬ということを考えれば怖いけど、気持ちのいい晴天だった。
しらさぎさんも石のうえ。
出町柳から河原町今出川の歯医者へ行く。


歯医者でダメージを受けた後は河原町をそのまま南下、府立医大の工事が終わり、
きれいになったなーと思いつつも、"ホテルオークラ"の文字に疑問が浮かぶ。
両側に見慣れたお店があることを確認しつつ、荒神橋の上に"大"の字を見て、元バイト先のパン屋さんに入る。
混む時は一瞬にしていっぱいになる店内、変わらないお店と皆さまの顔は会ったけど、幼稚園の年中さんになった彼は不在。
また来る約束をして南下。
私の先代の彼のベビーシッターだった友達がタイに嫁いだ話をしたからか、河原町丸太町"パクチー"に吸い込まれる。
三条にもできたみたいで?一人客も入りやすい賑わう店内。あ、またソロ活動してしまった。


丸太町まで来ると、寺町を南下する。
この道路幅、歩道幅、木の密集度、人のまばらさがとても心地いい。


店のお姉さんも昨日まで東京だった。私が元気で恵比寿に行っていれば、そこでも会ったかもしれない可能性を知る。
二条まで来たら、今度は木屋町を南下。
ホテルフジタが取り壊されたこと、ソニアリキエルがなくなったことが私にとっての大きな景観の変化かも。


定番。


パン屋さんの10周年記念で作られた陶器のお皿をもらいました。
もち麦のラスクは相変わらず美味しいけれど、歯の仮の詰め物が危うかった・・・

2011年10月7日金曜日

みずがめ座の香り


かれこれ5年前、Freiburgにいたあたりから、仲良くなる人とは誕生日が近いことが非常に多い。
特にみずがめ座ゾーン。我が家も父を除き(と言っても早生まれなので近い)、皆みずがめ座のため、心得ているというか、なんだか安心するのだろうか。ふーんと私的に好感触を感知する人は、だいたいそうだったりするので、またしてもそれを痛感する今日この頃。

今日はずっと使っていない銀行口座を解約しに行った。
最初に待ち番号を引き、それが私の用件を扱う方ではなかったので、正しい方で再度引き、ローカウンターに入った後、手続き待ちの間、また番号札を渡される。お辞儀時に、ボブの髪の毛もひゅんと一緒に元気よく風を切る感じのいいお姉さんが担当してくれたが、「番号札○番でお待ちの、△△様〜」と呼ばれた。番号札って名前の代わりに渡されるものではなかったかしら?違ったかな?番号の意味がないではないかと思ってしまった。同じ名字の人がかぶる場合のためだっただろうか。
ドイツの場合、個人のプライバシーを保護するために、番号化されたりするので、そう思ってしまった。銀行はこの一年は口座を持っていなかったのでわからないが、全然違う例をあげると、病院の病室。日本みたいに○○様とか、病室前に書いていない。部屋番号で誰がどこの部屋にいるのか、外部者は特定する。でも病室内は日本みたくカーテンや仕切りがないので、複数名の部屋だと情報筒抜けじゃないかという疑惑。そこはまた事情が違うのでしょうな。今度聞いてみよう。

錦を通ったら、かりかりじゃないのにカリカリ博士という店名のたこ焼き屋さんで、6コ180円のたこ焼きを買ってしまった。以前食べたことがあったので、知ってはいましたが。
お店はお姉さん一人で回されていて、横にある券売機で予め券を買わなければならない。お客さんが重なることはあるだろうけど、長椅子を2脚置くスペースしかなく、人の流れる錦で、私が観察した限りでは、券売機のある理由がわからなかった。たこ焼きを焼くのに手はかかるだろうけど、お金を受け取る入れ物もあるし、そのための余裕も問題なくありそうだった。たこ焼きを焼くのに集中して、計算を間違うなんてことを未然に防ぐためなのか、なんなのか。あの紙と電気と機械はいらない気がしてしまった。そういやドイツで食券を売る券売機って見たことがないかも。

そんな疑問を感じた日でした。



2010年9月6日月曜日

Kyoto: はちはち Infinity Cafe


ひさしぶりのはちはち。7月の頭に一度来たけど、そのときはお茶だけだったので、この"Today's Sandwich"は本当にひさしぶり。5年前に初めて来て以来、初めての冷製スープでした。セロリが美味しかった。もちろんパンやチーズ、パンの上にのっている具材も旨いです。あの繊細なひらひらカットのチーズは、切り方、むしろあの薄さがさらに美味しくしている気がする・・・
それにしてもピントがぼけている。買いたてのカメラなのでこれから勉強します。

ほんとこの時はゆっくりだらだらと寛いだ。この空間、お店に着くまでのプロセスも含めてすべて、私は大好きなのだ。
だからこの愛しい生い茂った空間だけは、ゆっくりと時が流れてほしいと願う。


自然の力であの進行する傾きを止められないでしょうか。

http://hachihachi.org/

2010年8月30日月曜日

Kyoto: Le Petit Mec


京都・今出川大宮のLe Petit Mec
5回生の頃は、バイトとバイトの間に週1くらいで来ていたが、働きはじめてからはもはや新宿丸井の方に足を運んでいた。
休みの日のみ、京都に帰ってくる宇治市民に今出川は遠く、そうして遠のいている間に新入りたちが増えていた。

久しぶりの洋梨のタルト(基本的にここのタルトはなんでも好き)に、ココアなプチパン、後お持ち帰り用にバゲット(結局会社の同期にあげた)におかず系2点と甘い系2点。カフェオレを飲みながら、Figaro(の他、ELLE DECO、STUDIO VOICEがおそらく店主の好み)を読みふけぼーっとする時を再現。長らく手を出していなかった、サンドウィッチが食べたくなった。変わらないものと、変わった自分が見えたひと時でした。

2010年7月23日金曜日

Kyoto: 宵山


7月16日(金)、今年の宵山は夜8時頃に出陣。
生まれて此の方京都なのに、一昨年初めてちゃんと目の当たりにした祇園祭。
はまった私は山鉾と、宵山の(今夜で終わり、明日は巡行という)雰囲気を堪能しながら、ひとり手ぬぐいを買い集めるため奔走します。大勢の人が家族・友人・恋人連れで楽しむ中、時に尋常じゃないペースで先を急ぎ、いい場面をカメラに納める様は、おじさんカメラマンたちと同類でしょう。

32基の山鉾は、四条烏丸から西にほとんどが点在する。今年は唯一東南に在る、まだ見たことのない保昌山からスタートすることにした。浴衣を着た子供たちが祇園祭のお歌を歌って山鉾グッズを売っている。手ぬぐいは品目になかったが、竹の持ち手の「縁結び 保昌山」と描かれたうちわを購入。気分をあげながら東西に、徐々に北に進みながら、出店を出している友達の会社前へと向かう。


去年、山鉾の手ぬぐいの柄は、毎年変わるものではない(一部除く)と気づき、主に鉾系統を買いに走った。今年は山を攻めよう、と思っていたので山の多い南から行くのは正解だった。山は鉾と違ってお囃子メンズたちがいないので、どこの山でも子供たちがお歌を歌っていて可愛かった。
私が一、二に好きな船鉾(写真上)に差し掛かる。その手前で出町柳のfalafel gardenの出店を発見。お店の仕様とはちょっと違う、ファラフェルを食らいながら、船鉾を鑑賞。大きくなればお囃子を奏でることになるであろう、予備軍の少年たちが船の先頭に陣取っていた。明日の巡行は見れないけれど、細い新町通りから四条通りという大海に姿を現す船鉾を思い出して、にんまりした。
やはり特別な月鉾。最も重く、背が高い月鉾は、一番綺麗だとも思う。一昨年させてもらった、ちまき売り巫女レディースは今年も健在(写真中)。むしろ今年もタイミングがよければ休みを取って、応募しようかと思っていた。月鉾で厄よけちまきを買おうと思っていたが、既に完売。さすが月鉾である。

待ち合わせの10時に時間も押してきたので、新町を北上。大きな鉾が多い四条通りより北側は、混み方が違う。なんとか三条室町まで来ると、ひと一倍威勢のいい声でタコスを売る友達が。道中何人か耳を引く呼び声の人は居たけども、彼女が一番でした。とりあえず生ビールを頼み飲んでいると、これから一緒に長野へ向かう友達も登場。タコスも食べて祭りムードむんむんの中、談笑してその場を後にした。


手ぬぐいは、来年は来れないから極力買おうと思っていたけど、ある程度買い集めると満足し、また今度でいいかという気分になった。ものには限度。いっぱいより溢れてしまうのは苦しいものである。
今年のお気に入りは木賊山。売り子の女の子が、四種類(水流、ねこ、うさぎ、木賊)を紹介してくれたけど、見本がなく、水流を水牛だと思って買った一枚がよかった。後で見本を置いているブースで見たけど、四種類ともデザインも色もよかった。あと、伯牙山。二種類、両方とも単色だけど、動きのあるデザインがよかった。毎年売られている油天神山の変わり種、山鉾の配置図の手ぬぐいも手に入れ、大満足な2010年の宵山でした。

2010年7月10日土曜日

Kyoto: モネのひまわり


家族で鰻を食べた帰り、ISETANの花屋で「モネのひまわり」を見つけた。
その隣には「ゴッホのひまわり」。これまでこの花屋さんを気にかけたことはなかったけど、京都駅を徘徊後、やっぱり気になったので「東北八重」という品種も合わせて買って帰ることにした。

仕事中、行き詰まった時に小児科の外来・入院の患者一覧の名前を見て気分転換します。
一筋縄ではいかない名前が多いですが、最近のヒットは「百峰(もね)ちゃん」です。年配のジェネレーションも私らからすると新鮮な名前があり、「今朝次(けさじ)さん」はさわやかでよいなと思いました。

右奥がモネ、左がゴッホ、下が東北八重です。むかし小学校の頃、森村泰昌の京都近代国立美術館で行われた個展で「ゴッホのひまわりプリクラ」があり、ちょうどあの真ん中のところに顔をはめて満足げに撮ったおぼえがあります。思えばかなりの衝動で、母に連れてもらい、岡崎デビューをしたのでした。

2010年7月2日金曜日

Kyoto: 良き休日


ちょっと休みが貰えたので、ゆっくり京都に滞在中。
今日は歯医者に行ってお茶でもして大人しく帰ろうと思ったら。大阪に住んでる韓国人の友人とその彼氏のドイツ人が京都に来るとのこと。宇治に行き、その後はちはちに行きたいらしい。久しくはちはちには行っておらず、そろそろ行きたいなと思っていたところに吉報。以前はちはちのパンをあげたこともあったので気になっているらしい。

雨に見舞われながらも、久々に今出川から御池までの好きなお店などを覗き、夕方、京都駅彼らとで落ち合い、いざはちはちへ。久しぶりのあの生い茂った感と、築100年ほど経つ民家を堪能。辿り着くプロセスと空間が特異なので、彼らも期待通り楽しんでくれていることに満足する。閉店も近いのでパンはほとんど売れていた。コーヒーとフルーツブレッドでほっこりする。最近コンサートがないなとHPをチェックして思っていたところ、忙しくでできないらしい。
時が経つというのはそういうことなのか、おじさんの口から「移転」という言葉が出た。10年後はあの場所にはないかもしれないけど、あまり不安がない。かぼちゃの種やクルミなど材料の高騰に悩まされても、はちはちがはちはちで在り続けることは信じられる。

祇園に行きたいとドイツ人の友人は言うが、奴はこれまでに何回かそこには行っているので、上七軒のビアガーデンはどうかと提案して行くことになった。ちょうど昨日から今年も歌舞練場のお庭で始まったビアガーデン。市さんでバイトしていた時に連れてもらった以来、一般客として来るのは初めてである。当たってみるとお庭の席は予約でいっぱいだが、中のサロンは空きがあるとのこと。最初のセット(生ビール、冷や奴、枝豆)を頼み、人間観察+解説をする。
大半の舞妓はんたちはお庭の方にいるのでそちらを眺めていると、芸妓のお姉さんが横にかけてくれた。舞妓はん芸妓はんはあちこち回ったりしているのだけど、こういう場において、わかりやすい外国人は得である。目の前にすると急にシャイになるので、私らが促し、彼女が写真をお願いすると、舞妓はんを呼んで来て下さることに。少しして舞妓はん登場。市さんの子ではないが、この人もまた見覚えのあるお顔。とても気さくな方で、写真を撮った後今日の偶然の状況など話していると、私のことを上七軒のどこかで見た顔だと覚えていてくださっていた!さすがその職業というべきか、おそるべし舞妓はんの記憶力。ならばと市さんなど最近の上七軒の動向などちょっと聞くことができた。
こちらが覚えている顔はあちこちにあるのだが、向こうもおそらく何かを感づいている気はするが、こんな風に気さくに話せる面々ではない。むしろ私が一番楽しんでいるくらい嬉しかった。一度外に出てしまうと、なかなか入りづらい世界ではあるが、来てみてよかった。

通常、一見さんお断りの世界をこんなに敷居を低く気軽に楽しめるのは、この2ヶ月だけです。上七軒歌舞練場のビアガーデン、おすすめです。

2010年6月26日土曜日

Kyoto: Red and Blue


INODA COFFE 
Sakaimachi street