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2010年8月22日日曜日

KL: 夜、クアラルンプールの路上にて


この写真、お気に入りです。
ぶらぶらしながら偶然撮れた一枚。ペナン島もだったけど、マレーシアはこういう、屋外ぶら下がり照明が多かった気がする。気のせいだと思うけど。
インド人街に行きたかったけど、それはちょっと断念。そんなに遅い時間じゃないけど、辺りがしっかり暗くなったので帰路へ。歩いている途中モスクがあり、コーランが聞こえてきた。その建物へ吸い込まれていくのは男性ばかりなので、門をくぐるのは遠慮した。

(5. Mär. 2009)

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2010年8月21日土曜日

KL: 24時間


翌日の朝8時10分の飛行機で旅発つため、KLに居られるのはちょうど24時間ほど。
私がチェックインしたのは、KL Sentralの隣のKL鉄道駅構内にある、The Heritage Station Hotel Kuala Lumpur という約100年の歴史をもつ、クラシカルなホテル(参考書情報)。この旅においては、ちょっと贅沢のつもりで、翌日の移動にも便利でホテル自体にも惹かれたので決めました。
早朝にも関わらず対応してくれて、シングルの部屋はなかったけど、ツインでも安い部屋があったので即断。一泊、日本のユースホステル並みのお値段でした。この湿気と暑さに耐えてきた木造の館内は、旧式なエレベーターや当時の意匠のある、夜がちょっと怖そうな洋館。外観も解釈に迷う不思議な出で立ちでした。


部屋のふかふかのベッドがとても嬉しい。ひと休みしてから、いざ外へ出てみる。
何せ24時間もないので、郵便局、モノレールに乗る、ツインタワーへ行く、くらいにゆるく目的を設定。まずはちょっと歩こうと、Sentral駅前のチャイナタウンを通過するとスタバを発見、そして逃げ込む。現金不足のため、カードの使えて(確かWifiも入ったような)カフェは私の味方。何せすごい湿気で、不快指数が高い。
気を整えたら、道に惑わされつつも郵便局へ到着、ポストカードを郵送し、土産用に切手を買う。そこからツインタワーの方を目指すつもりで、モノレールやLRT(と言っても高架鉄道)に乗るも、なんだか乗り換えや路線の連結がよくわからない。ただビルとビルの間を行く、近未来的な都市構造に驚いた。

本当はツインタワーに登りたかったけど、展望台へは整理券が毎日枚数限定で配られるそうなので断念。最寄り駅KLCCの人の多さにびびりながら、そのままの流れで地下の巨大なモールフロアへ進む。ISETANがあった。人にも酔うし、買い物にも興味がないので地上へ出る。


その近辺の店でちょっと早いけど、カードOK(確かWifiもOK)な店でVeg.のラザニアか何かを注文する。かなり待たされたけど、お兄さんたちの感じがよかった。腹ごしらえをしたら、またそのまま辺りをうろつく。現地で調達した地図を持っていたけど、どうも位置が掴みにくい。ハードロックカフェがある所や、色々な建物を手がかりに現在地を把握して、ぶらぶらする。

(5. Mär. 2009)

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2010年8月20日金曜日

Butterworth-Kuala Lumpur: 9時間夜行列車


列車はButterworth発ではなく、タイのHat Yaiから来ているため、既に乗客があった。
私の座席は完全な寝台タイプで、カーテンを閉めればすぐに寝れてしまう感じ。二段式の下で上に乗客は来ない模様。通路挟んで向かいには、大人サイズと小さなサイズの靴があった。同じ車両のほとんどのカーテンは閉められているけど、向こうの方で上下段、向かい合わせで乗車している家族?か仲間の姿があった。

スーツケースを固定させ、カーテンを閉めてうずくまる。寝るにはいいけど、本を読むには暗い。
だから隙間を作って明かりを入れて、眠くなるのを待った。乗務員さんが通りかかる気配を感じたので、食堂車はあるのか聞いてみた。向こうのほうにあるとのこと、しかも何時までとか時間制限なしに、クアラルンプールに着くまで開いているらしい。今までどれだけの夜の移動をしてきただろうか。夜行列車もないことはなかったけど、夜に食堂車を求めたことはなかった。少しおとなしくしてから、いざ、貴重品と参考書を持って、食堂車へ行くことにする。

乗務員のような制服を着た兄さんたちや、おじさん、などとりあえず雄雌なら男ばかりだった。
そんなことはこの時気にしていないけど、とりあえずカウンターで何か暖かい飲み物でも頼み、唯一空いていた4人掛けに座る。夜だしなんだか落ち着かない。皆も暇をつぶしているのだろうが、ちょっと緊張した心持ちで私は座っていた。すると前に兄さんが腰掛けてきて、話をすることに。たしかクアラルンプールの近くで日本の車メーカーで働いていると言っていたような。長さのあるあご髭がねじねじとあごから垂直に下を向いていて、単純にそれが一番印象的だった。明らかに地元民ではない、アジア女が一人でいると、彼らにとっては格好の興味の対象となってしまう。それは仕方がないことだが、そういえばこのねじねじの兄さんは私が日本人だと問題なく当てた。職場が関係しているのか、クアラルンプールという街がそうなのか、マレーシアに入ってからは“どこから来たでしょうクイズ”の正解率が高くなった。

もうちょっと食堂車に居座るつもりだったけど、あの食堂車の怪しい雰囲気に負け、ベッドに入ることにした。
予定到着時刻は5:20。6時には列車を降り、KL Sentralの駅構内にいた。日本語が多い。高校のマレーシアやシンガポール帰国の面々を思い出す。
こんな早朝、開いている店は万国共通なのかマクドナルドに人が吸い込まれていいく。私もそこに座って、KLに着いたことに一息つき、参考書情報で決めていたホテルに向かうことにする。

(5. Mär. 2009)

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