2010年12月24日金曜日

気圧に弱い疑惑


先週土曜日、朝から頭に違和感を感じるも、通常通り遅番の仕事に行く。するとどんどん悪化する頭痛、加えて寒気も感じ、これは風邪の前兆かと軽快する。どうにか仕事を終え、宿舎の話し合いがあったけど、欠席させてもらい就寝。
翌日、熱気は感じないものの頭痛と連動するような眼球の痛みがかなり辛く、始めて仕事を休ませて頂くことになった。
風邪対策に漢方を飲んでいたけど全く効かず、寝ても治らない頭痛なんて始めてだったので、これは翌日医者に行かないととそのつもりをする。ちょうど2連休で念願叶って友達が遊びに来てくれるのになんだかな、と思いながらそういえば頭痛薬を飲んでいなかったので飲んでみる。すると割とすぐに効いて治まった。
一体なんだったのかと思うが、聞くところによれば、土曜日に激しい気圧の変化があったらしい。そのせいで頭痛を発症する人が割といたそうだ。自分の原因もこれだろうと納得したので、とくにその時の気圧を調べたりなんかはしていないが、宿舎にいた他の人は大丈夫だったし、飛行機の移動の際に頭痛になったこともないので、自分が気圧に弱いのか、なんなのかはよくわからない。とりあえず今は鼻風邪を引いて、鼻をかんでは耳が通るということをくり返している。

今日は仕事が休みだったので、ちょっと用事をしにDüsseldorfまで行こうと思っていたが、大雪と路面凍結のため、バスが全面運行中止になったと出る寸前で連絡を受けた。それでもバスで5駅先の、とりあえずの身の回りのことができるエリアまで、歩いて行くことにした。誰かが歩いた跡を目がけて足を着地させ、30分ほど自分に雪を積もらせながら、地味に必死に歩く。
最近気づいてしまったことだが、雪を踏む感覚は発砲スチロールを踏むか持った時に身体が覚える感覚に似ている。
私は小さな頃から発泡スチロールが本当に嫌いだったので、雪=発泡スチロールを連想してしまうことにショックを受ける。

暑い国より、寒い国の方が合っていると思うし、精神的に暑いより寒い方が、気が確かでいられると思うが、雪が積もらない程度の場所がいいなと思った。ベルリンへ行きたいと漠然と思っていたが、きっと私に寒すぎるし、その寒さに勝るほどの情熱がきっと無い。南へ行きたい。南と行ってもミュンヘンのあるバイエルン州は結構寒いので、やはり南西部がいい。月曜日に再会できた友達はまさにその辺りから来てくれたが、こんなに雪は積もっていないし、こんなに寒くないと。ここのこの雪景色は1月に入ってからの景色のようだと言っていた。今年は雪が降る時期が早く、寒いらしいが、南西部の天気予報を見ると氷点下以上の日が続いているので、本当に南西部への想いを馳せてしまう。
自分の体質に合う気候的条件の土地に住むことは重要だ。寒いことに耐えられないひとは暖かいところに行けばいいし、暑いことに耐えられないひとは寒いところへ行けばいい。

こちらのクリスマスは24日の午後から店が閉まり、明日明後日の本番に向けて世間は動いているようですが、平和村のクリスマスは30日にお祝いをします。色んな宗教の子供がいるので、それに配慮をしてとのことです。
225人分の子供と遊び部屋用のプレゼントを綺麗な包装紙で包みますが、子供に渡った時点で即ゴミと化す、この包装紙の使用に疑問を抱かずにはいられません。それ以前に、隣に広大な自然があるのに、基本的に平和村の密度の高い敷地内だけでしか遊べない子供をかわいそうに思います。子供を想って室内の遊ぶアイテムを充実させるのはわかりますが、片付ける身としてはプレゼントを包みながら気が重くなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿