2010年11月7日日曜日

パリからドイツに帰って来た時に感じる落胆 ③


夜ごはんはRestaurant Japonais "Kimura"へ。
今年の春にオープンした、伯父&伯母の「おばんざいとすし」のお店です。
久々にお惣菜が食べられることを楽しみにしていました。


開店前の店内。伯父が仕込みをしています。


カウンターにはこんな感じにおばんざいが並んでいます。
なんだかこういうものを見るだけで、テンションが上がります。


そしてどんどん出てくるおばんざい。
和食器はやはりよいですね。和食器があってこそ、
おばんざいが完成されるものな気がしました。
ひじきにお大根にわらびなど、どれも美味しいのですが、
あまり馴染みのなかったバイ貝が、お気に入りに加わることになりました。


こちらはすしとさしみ。お客さまに出す一歩手前を撮らせて頂きました。
このすし。日本でもこんな風にずらりと一直線に並んで出てきたら、
ぐっとくるものだと思うのですが、こちらだと感動ものです。
すしはパリに赴任して1ヶ月目の駐在員の方へ、
さしみは若い男の子とその祖父&祖母のテーブルへ運ばれて行きました。
後者のお客の組み合わせ、なかなか多いそうで、マンガ・アニメで日本に興味を持った孫が、
じいちゃんばあちゃんにねだって食べにくるという図式らしいです。

太巻きも食べ、お腹いっぱいでお皿拭きを手伝っているうちに、従姉妹登場。
初めてパーティに誘ってくれたので嬉しかったのですが、私には門限が定められることに。
着いたところはあるアパートの一室。ユニクロオペラ店のオープニングメーンバーとその周辺の集いでした。
だからか生まれ育ちがパリの日本人や、日本人と色んな国のハーフの子が多くて
パリの多民族ぶりを目の当たりにしました。
それが当たり前である、都会的な開けた感覚がとても心地よい。
また、なかなか大勢と挨拶で両頬にキス(bise)をしましたが、
ドイツではない習慣なので新鮮で、初対面でもなんだか親密になれた気が勝手にしてしまいました。
街によって回数が違うらしいけど、この場は2回だったな・・・
本格的に盛り上がる前に帰されてしまいましたが、
朝から行動しっぱなし+自転車こぎまくりで疲れてもいたので、若干残念なものの
それでよかったかなと思います。


おさらいがてら宣伝です。
「きむら」
38, rue Pernety 75014 Paris
昼は12:30〜14:00 夜は19:00〜22:00
月曜日と土日の昼はお休み
メトロのPernetyを出て右手の通りに見える、青い桟が目印で、隣は自転車屋さんです。
パリに来られた際は、是非とも行ってみてください。
美味しいおばんざいとすしが待っています。

④に続きます・・・




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