2011年6月15日水曜日

とある日の前日


とある日の前日。

偶然、というかあまり熟考されず作成されたシフトのせいで(それができないのは労働環境に問題アリ)、1ヶ月と1日ぶりに早番のシフトに入った。休暇を1週間挟んだけど、要するに遅番しか入っていなかった。
ちなみに早番は6:30〜14:30、遅番は14:00〜22:00。深夜帯はその専門のスタッフが入る。仕事が始まる15分程前に事務所に行き、一通りの情報に目を通してから動く。早番の場合、前日長々と起きていられない(そういうたちではない)が、終わってからまだまだ一日がある。朝起きるのが少しきついだけで、私は早起きが苦な人ではない。遅番の場合、理想では早番と同じ時間に起きたいが、ゆっくり寝てしまい、仕事があることを頭に入れて動かなければならないのが少し苦。でも子供が20時には遅くとも寝に入るので、接する時間が少ない分、身体が楽。
本当はその前日2日も早番だったのに、遅番に代わってほしいと職員に言われ、代わった翌日、二度寝をしてそれを知らせる電話の音で起きました。6:38に携帯の時刻を見て、6:45には職場に着ける環境。むしろ外から回る必要があるけど、同じ建物の下に住んでいます。

ひさびさの早番は、子供を起こすところから始まり、終業までひたすら子供に追われる具合なので、時間が過ぎるのが早く、終わったときはなんだか新鮮でした。これを1ヶ月していなかったのかと。そんな今日もこの日ぶりの早番で、相当行っていなかった金属の固定具(見た人にしかわからないけど、BLACK SWANでウィノナ・ライダーが付けていて、病室に見舞いに行ったナタリー・ポートマンが驚いた装具)を付けた子供たちのシャワーを監督しました。朝食後にリハビリに施設に行き、そこでシャワーをした後、その固定具のコントロールや新しい包帯が必要な子供が処置をされます。遅番ではないので、それも新鮮。ああ私覚えている!(当たり前)という感覚になりました。

それはそうしとして、6月から最後の3分の1が始まりました。
なんだか色々問題があったし、常に問題(深刻な)はありますが、何が来てもどーんと構えて働けるようになったと思います。やること自体に慣れるのにはそんなに時間がかからないけど、時間が経つにつれてやはり知ることが多くなり、色んな人(正規職員)の働き方や頭の中が少しずつ見えてきて、気持ち的に楽になったと思います。私が来た時にこの時期にあった人の落ち着きぶりがわかる気がします。
何せ、3ヶ月ごとに約100人の子供が国に帰り、約100人の子供が新たにやってきて、さらに同じくPraktikumをしている仲間の入れ替わりもあるので、出会いと別れが本当に常。子供との別れはそうではないけど、仲間に関しては同じところに住み、働いているのに、なんだか鈍感(もともと?)になってしまいます。なにより落ち着いてふっとなれることが乏しい。ごーーーっと物事が過ぎていくようです。
頭の中の整理もしながら、時間をもっと有効に使い日々を過ごして行きたいと、まず3連休の過ごし方を考えた、とある日の前日でした。

写真は4月のとある日


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