2011年6月7日火曜日

子供が新聞に載っていました。


(写真は新聞に掲載されているものです)

お世話をしている子供が新聞に載っていたので紹介を。→ Berliner Zeitung, 01.06.2011
1月から6月までポツダムの病院に入院していたマルコジ。先日3日に退院し、平和村に戻ってきました。
術前は、先天性の下腿の異形で直立ができませんでしたが、特別に作られた靴を履き、誕生日に看護士から贈られたサッカーボールを思いきり蹴ることができます。
治療と入院費用は日本円で約350万円(本日のレート)。これが病院負担で賄われるというのがドイツの社会のすごさ。平和村の協力病院は100病院ほど、ドイツ全土からオーストリアまで広がります。
現在の治療段階では左足が右足より4cm短いマルコジ。8月に一度グルジアに帰国しますが、2年以内に再度渡独して治療すると、比較的普通の靴が履けるようになるだろうとのこと。このように外科的・内科的症状を問わず、何度か渡独をして治療を続ける子供がいます。母国での医療環境が、病院・家庭ともに整うことが望ましいですが、それが叶わない限り、平和村が存続される意味があるのだと思っています。

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