2011年8月8日月曜日

Praktikumの終わりに見えてくるもの(1)


今週は金曜日にならないと、最高気温が20度台にならないらしい。
窓から見える天気は暗い。まるで10月後半のようなどんより雲。

今回行われる第63回目となるアフガニスタン方面の援助飛行は、当初8月17日にアフガニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、グルジア、アルメニアの子供たちを乗せたチャーター機が到着し、20日に治療を終えた子供たちが帰国する予定だった。
7月25日には援助飛行チームもアフガニスタンに入り、医療援助が必要な子供たちとの渡独を毎度のごとく準備するはずだったのだが。なんと予定していたチャーター機が、運行に断りを入れてきたとのニュースが村にも届いた。
聞く所に寄れば、アフガニスタン方面の援助飛行ではタジキスタンの航空会社の機体をチャーターすることが多いそうで、今回も予定されていたのはタジキスタンのEast Airだったが、いきなりキャンセルされた。タジキスタンから来ている子供だっているのにだ。
チームは代替のチャーター機を出してくれる航空会社を当たったが、結果見つからず、今回の援助飛行はすべて定期便での運行になった。
2008年にも定期便を使用したことがあったそうだが、その時はチャーター機の値段の高騰が原因だったそうで、定期便を使ったほうが安かったとのこと。今回は一人の子供に対し、500€を支払わなければならないらしい。寄付のみで運営している団体のため、財政は常にかつかつの状態だが、余計に苦しくなることは間違いない。
改めて作成された援助飛行の予定は、17日のグルジア、アルメニアの子供たちの渡独を皮切りに、26日のアフガニスタンの子供たちの帰国と、10日間に及ぶ長丁場になる予定です。
さて、どうなるか今回の援助飛行。


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