2011年8月12日金曜日

Praktikumの終わりに見えてくるもの(2)


最近どうも腰がつらい。
休暇が明けて、少し働き始めた頃、何をするにも立っているのもつらくなり、ひたすら椅子を求めた。
その話をリハビリ部で作業療法のボランティアをされているAさんにすると、ちょっとほぐそうか?と素敵すぎる提案をしてくださった。6月頃、それは精神的な疲れからくる全身疲労がピークに達し、気になっていたタイ式マッサージ屋に駆け込んだが、あと一歩でまた足を向けてしまうところだった。
ソファーに横たわり、ちょっと腰を中心にほぐして位置を調整してもらう。すると数日は特につらさを感じることなく働けた。その後、再び今後はリハビリ部にある施術台で見てもらうと、結構左右の筋肉に差があることを指摘される。腰の右側に筋肉が少なく、右のお尻の筋肉も衰えているようだ。何より骨盤が前傾し、腹筋がないため、腰だけで何でもやってしまっていたため、疲労が溜まってしまっていたようだ。

私が働いているのは小さい子供の部署なので、7kgから15kgくらいの子供のおむつを変えるために、常におむつ台に上げ降ろす作業をする。私はそのおむつ台の高さは大丈夫だが、ドイツ基準の高さなので身長が150cmくらいの人にはかなりつらい。また、歩けない子はトイレに連れて行かなければならないし、そうした行動に問題がない子でも、バスタブから出したりするためには持ち上げる必要がある。
今その子は義足を付けていて一人で歩けるようになったが、四肢がない子がいる。本来なら小さい子供の部署ではなく、女の子の部署にいる年齢なのだが、何せ補助すべきタイミングが多いのでこちらに来た。私は何故か彼女に「トイレに行きたい」と指名されることが多く、バスルームにあるおむつ台にまず乗せ、服を脱がし、トイレに座られる(とその逆)をものすごくしていた時期があった。思えばその時、腰任せにするのではなく、もっと腹筋を使っていれば今こんなに疲労を抱えることはなかったと、付けが回ってきたように実感する。その後、彼女が義足を付けて歩行訓練を行うようになり、脇の下を両手で支え歩行を助けていたときは、かなり両腕の筋肉が鍛えられた。

最初このPraktikumを始めた時は、前職と違ってデスクワーク(たまに病院内を縦横無尽に駆け回る)ではないので、身体を動かす感がとても気持ちよく、スペアの肩が3つ欲しいとも思わなくなったが、実は重労働なので、後々疲れがでないように意識して動かないと、結構な代償にも成り得るなと今になってわかりました。
とりあえずまず腹筋を鍛えないと・・・


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