2010年6月19日土曜日

Bangkok: 2日目


とりあえず、南京虫には刺されなかった。2段目というのが当たりだったのかもしれない。船乗り場の方面のカオサン的な宿一階のテラスでぼーっとしながら小腹を満たす。
朝の船も気持ちがいい。Wat Poは王宮にすぐ近い。船を降りて割とすぐ近くに白い塀が現れ中に入る。有名なReclining Buhhdaもここにある。敷地内には大小さまざまな形の建物や塔があり、その細かく鮮やかな作業と穏やか空気が心地よい。マッサージ後は、鑑賞という集中力を使うことをしたくなくなることを予想して、ちょうど一番敷地の反対側にあるマッサージスクールを目指して、先にゆっくり見て回ることにした。
今回初めて触れるタイのお寺様式は、中国や香港のそれと同じに色はカラフルだけど激しさはなく、細かい感じがある。Nong Khaiでは中国みたいに赤とゴールドのみの派手な色使いの寺院もあったけど、ここはとても穏やかだ。日本で言うお地蔵さんに手編みの前掛けや帽子が装着されているように、ここでも仏像にいろんな装飾がほどこされ、人と交流している感じがとてもする。仏像の展示だったり、細かい区分けの中もほどほどに見て、いざマッサージへ。


単純に時間でコースが用意されていて分かりやすい。90分のコースを頼み番号札をもらう。受付のお姉さんがキュート。老若男女いろんな人が札を持って待っている。いよいよ自分のナンバーが呼ばれ、ここからは至福のひととき。推測するに私と同じくらいのお姉さんが担当してくれた。足先から全身をストレッッチをするように伸ばし解され、徐々に意識が飛んでいく。終わった後は身体が軽くなり、リフレッシュした感がたっぷり。色んなマッサージやら色々やってきた私にとって、一番の後味かもしれない。期待以上に大満足して、宿へと帰る。

翌日、Bangkokを発つけども、またBangkokに戻ってくるのでその時のチケットを買いにフアランポーン駅へ。また船で移動し、駅に近い船着き場で降りて徒歩で駅を目指すも、どうも地図通りに行かない。色んな寺院の標識に惑わされすぎたのか、チャイナタウンをどんどん進んでしまっていた。香港での免疫も効かず、アクの半端無く強いバンコクのチャイナタウンに平静さを奪われ朦朧とする。行けども赤とゴールドの漢字の看板、ゴールドだらけの宝石店、吊るされる鳥などの生き物たち、宝くじを売るおばちゃんたち・・・ それでもなんとか道を掴み、オレンジの布を纏う僧たちが乗っている、バスの暴走族並みのペイントにびびりながら駅に入る。


マレー鉄道のチケットを買う。バンコクで買えるのはバタワースまでのチケットで、その先はマレーシアに入ってから買わなければならない。その接続についてインフォメーションや販売している人に聞くも国外だからか無関心。参考書にも書いてるし、問題ないでしょうと今度は下の座席を購入する。

カオサンに戻り、お気に入りのGreen houseという宿のWifiが使えるカフェでまったりする。ピザを取りにきたらしいお客の兄さんが、バレンタインなのに一人で何してるんだい?と言ってきた。そんなこと私に関係ないけど、ここでは花を一輪持って母に手渡すような光景を見たりした。その後パソコンルームでAir Asiaのチケットを取ろうとするが、なぜか取れない。使ったばかりのカードが使えないと表示され、そういえばAir Asiaの店舗がカオサンを抜けたところにあったのを思い出し、閉店でギリギリでシャッターが閉まりかけている所を、必死の喧噪で入り込む。スタッフの兄さんに、取りたい便を告げ試してもらうがここでもダメ。限度額は越えてないはずなのに意味がわからない。妙な日本語混じりに説明されるが、現金では払いたくないので結局見送ることにする。出発日に近づく方が価格が下がると読んだのが、まさかの自体に動揺するも翌日は朝が早いので寝ることにする。

(14. Feb. 2009)

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