2010年8月1日日曜日

Malmö-Berlin: 9時間夜行バス+フェリー


LundからMalmöに到着後、バス乗り場を探してなんとなく歩いた。
夜10時頃、あたりは既に暗く、地図が示す方面は道が悪く、スーツケースを引きにくかった。Malmöは海に面しているので、何やら大きな船も見える。
なんとか時間も間に合ってバス乗り場に到着したけど、バス待ちの人もそんなに多くはなく、案内をする人なんていない。とりあえず、近くの人に行き先を聞いてみると"Bremen"だった。Hamburgまではセーフと思い、ひと安心。少ししてバスも来て、皆、バスに乗り込む。

起きたらフェリーの中だった。バスに戻る時刻が告げられ、皆バスから出るところ。寝ぼけながらとりあえず身体を動かして、船内に出るとまぶしい。レストラン(好きな料理をおぼんにのせる形式)に結構人がいて、食事をしている人も多かった。外に出ても真っ暗でおもしろくないので、ちょっとコーヒーと何か軽く食べることにした。レジ前にこのスカンラインのフェリーのポストカードが売ってあり、確か0.35€とお高めだったけどツボで、何枚か買ってしまった。思いつくままに手紙を書いているとタイムアウト。バスに戻る。

起きたら既にBerlin近郊。バスの到着地は、"Berlin ZOB"= Berlin Zentraler Omnibusbahnhof。ベルリンのどこに着いたかわからないので、U-Bahnの地図を見ると、西のゾーンAぎりぎりのKaiserdammが最寄り駅だった。
同じバスで降りた人が散ってしまったあと、泊めてもらう友達の友達が迎えに来てくれた。土曜の早朝なのに有り難い。場所さえ分かれば自分で行けるけど、友達ははずせない仕事があり、留守中の鍵を彼が預かってくれていたのだ。
Alexander platzに近いUBの駅で降り、すぐ近くの建物。装飾のない、100年くらいは立ってそうな、シンプルな外観。この辺りの建物は、これまで主に高齢者が多く住んでいたけど、年月とともに空きが出る、若者にとってはいい目の付け所な物件だそうだ。
友達は3人とシェアしていて、一人は旅行中、もう一人の女の子はたぶん彼氏の家だろうと。友達の部屋を開けると、聞いていた2匹のうさぎが登場。彼らが動き回るのでドアの開け閉めには割と注意が必要。友達の友達もこの部屋にはよく出入りするらしく、一通り説明してくれた後、礼を言って見送った。
うさぎとの初めての共同生活に、顔がにやける。

(28. Feb. 2009)

<<前へ
次へ>>

0 件のコメント:

コメントを投稿