2010年7月3日土曜日

Freiburg: 再会②


Hbf: 中央駅近くの jos fritz cafe に行く。学生街バリバリな感じのcafeより、ここのような反骨精神を抱いた学生が大人になり、いまなお自由に発言をし社会に訴える、そんな歴史を経たムードが好きだ(実際に市民・学生が80年代に住宅難ゆえこの建物を占拠している)。毎月色んなテーマ(特にゲイやSexなどが多い)を持った集いや映画の上映、フリーマーケットなどなど催されている。メニューにもその意思がよく反映され、それはまさに私の好みである。横に同じ名前の本屋があり、cafeとつながっているのでそっちも覗きながらcafeに落ち着く。
この旅の間、あちこちに向けて手紙を書くが、なにせここまで移動が慌ただしかったので、書いても出せずに所持したままだったりした。ここで書き上げたものと合わせてPostに持って行き投函する。

UC-cafeで友達と会う。Freiburg時代の友達は大半が留学生同士だったので、ほとんどが同時期にそれぞれの国に帰国した。彼は数少ないまだFreiburgで学生をしている友達の一人。着いてから連絡を取ろうと思ったら、着いた日にトラムの駅で偶然出会い、驚きながら約束ができた。試験を控えてちょっとピリピリしているようだったけど、彼の目論みを聞いて将来的な楽しみができた。彼に会うと、モロッコと日本はBABEL(映画)でつながっていると、いつも知り合った時にことを思い出す。

夕方、泊めてもらっている友人宅に、当時参加していたグループの皆さまが集まってくれ、一緒に晩ご飯を作って食べた。私がいない1年半という期間は、見た目には大きな変化は現れないけど、その分それぞれの道をFreiburgで進めていることが私にとっては何より羨ましく思えた。そんなにゆっくりしゃべっていないうちに、伏見からもってきた日本酒を皆で回し飲みしたのに当たり、一人いつの間にか寝てしまった・・・ 
日本酒を飲む時は、時間と場所をよく考えなければならないことを初めて知った。

(20. Feb. 2009)

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