2010年7月1日木曜日

Freiburg: 再会



お昼に友人と再会。前日スノボ行く?と聞かれたけど、自分が楽しめるイメージを抱けなかったので街にて。Freiburg後からVegan色を強めたので、そんな私を気遣ってくれてVaubanのHaus 037にあるレストラン: Süden へ。
Südenは、Vaubanの食文化の象徴だろう。例えばランチのメニューは毎日、(ビーガン)(ベジタリアン)と(特にルール付けのなし)の3パターンが日替わりで用意されている。基本的にここのベジ料理は美味しいけど、ちょっと頑張ったものは発展途上だったりもする。どちらにせよ、昼間から飲むのは気持ちがよい。

Seeparkのほうで練習があるらしいので、街へ戻ってお茶をして、Seeparkを散歩する。2回の時参加したSommerkursでは、ここの寮に1ヶ月住んでいたので、ここもまた色んな思い出が詰まっていたりする。私は芝生に直面すると、二言目に転がりたいと言うことが多いのだが、その時にコンディション(主に洋装)を理由に実行できないことが大半である。私の変わり?にこの人が転がったこともあったが、この日の芝生はアイスです。塔を目指してアイスと化した芝生の斜面を登り→滑ることを何度か繰り返し、楽しそうにはしゃいでいる。一方、私はスーパーの袋を敷いて滑る作戦も巧く行かず、中途半端にひざを着いたまま、水に恐くて入れないペンギンみたいだった。

そんなことをしていたせいかお腹が減り、見送った後再びVaubanへ行き、Falafelを食べることにした。これもまた、Freiburgにおいて私のしなければならない事項の一つである。京都・出町柳のFalafelの次に食べたのが、このVaubanのケバブ屋のFalafelであり、Vaubanのケバブ屋だからベジタリアンメニューとして用意されているのかと思ったFalafelである。その後ドイツの場合、ケバブ屋にFalafelありきということがわかったので、「見つけたら食べる」ほど食べた結果、Freiburgの2トップであることが判明した。
この店において、私は決まって"Falafel im Yufka, Bitte."とだけ言い続け、それを言うだけに留めていた。常連と言っても恥ずかしくないほど行っていたから、もうちょっと何か交流してもいいとも思ったけど、あの(確か)イラン出身の夫婦の仕事を割って入る気にはなれなかった。
いつも店内は自分一人かもう一人客がいるか程度だったけど、この日はおじさんの友人・仲間と見られる数人がいて、おじさんが見たことないくらいの笑顔で楽しそうに話し盛り上がっていた。店の前に停めてある車に乗り込むときも、わざわざ外へ行き見送っていた。なんだかとても嬉しそうな雰囲気がこちらにも伝わってきて、完食後店を去るとき、笑顔で答えてくれた。私を覚えていてくれて、また今度いつか行った時に覚えてくれていたら、とても嬉しい。

寮の私の部屋は閉まっていて、唯一名前の変わっていなかった隣の部屋の子のベルを押しても反応がなかった。残念だけど仕方がないと思いながら、友達が住んでいる別の棟へ行く。時間も時間だったから、ヨネスケ張りの隣の晩ご飯になるかもと察したら、案の定そうだった。どっきりだったので、最初はショックと言えんばかりの驚きを見せてくれたけど、次第に慣れてくれた。この部屋にはちょくちょく遊びにきたけど、晩ご飯を一緒に食べたことがそう言えばなかったことを後悔した。机には私の好みな匂い漂うパキスタン料理が並んでいたのである。Falafelを食べる時間を間違ったとも後悔しつつ、それでも出してくれた料理は完食した。

(19. Feb. 2009)

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