2010年7月26日月曜日

Lund: Govinda's


Jのおすすめのご飯やさん"Govinda's"へ行く。
自転車を持ったMと適当なところで落ち合って、街の真ん中ほど近い「ちょっと入った」ところにお店はあった。ばっちりお昼な時間帯だけど、混んでる理由はそれだけでない。お店にいる、キッチンから料理を手に取っている人、席に座って食べている人皆がにこにこして活気があった。日替わりで1メニュー、値段を忘れたけど手頃で嬉しいお値段で、皆が楽しくなる理由が詰まったお店。私たちも早く美味しい料理を食べたくて、なんとか席を確保し、列に並ぶ。

彼らといるのが心地よいのは、食べたいものを共有していることも大きいと思う。Sは少しなら肉を、というスタンスだが、肉食ではない。JとMは肉は食べない。環境保護的な観点なので、動物性のものを食べないわけではない。京都では、私が好きな店=Jが既に行った店だった。彼らが京都に来てから半年後に知り合ったけど、それまでに蓄積された個々の行動から、ぐっと近くなるのは一瞬だった。

料理はボリュームも満点で、とっても美味しかった。日替わりだから、毎日来ようかなんて声も出たほどで。4人が同じように話せる共通言語というのがないので、私が彼らのように全く苦なく英語が使えたらいいのにと悔やむ。JとMはいつでも妖精がさえずりをしているようて可愛かった。


その後、Jは授業に行き、少し離れた町の観光案内所で働いているMが、Lundにある"Alte Schwedische Haus Museum"を案内してくれた。古いスウェーディッシュ様式の住宅や暮らしが再現されていて、当時の人の現在人より小さいサイズ感や、バイキングの存在が感じられておもしろかった。
Mはドイツの大学に満足せずスウェーデンに留学し、そのままこちらで卒業した。Mがスウェーデンが好きなことがよく伝わってくるし、そんなMを私は素敵だなと思う。室内展示も充実してたけど、外も敷地に昔の教会(写真)とかが再現されていて、ひとつひとつ覗いて入った。授業が終わったJも登場して、まちをぷらぷらしながら、JおすすめのcafeへFikaしに行くことに。


"Fika"=cafeでほっこりすること。
昔ながらの建物にスタイリッシュな雰囲気がプラスされて、ひとの温もりのある素敵なcafe。写真をそういえば撮ってなかった。JとMは紅茶。Sと私はカフェ。陳列されていたケーキは、どれもいい具合に美味しかった!くどかったり、甘すぎたりしないかと一通りのことが頭をよぎるけど、華奢なケーキより、やっぱりこういうある程度地に着いた感じが私好み。
外はちょっと時雨れたけど、暖まって出るころには、雨上がりの石畳が照らされて綺麗だった。

(25. Feb. 2009)

<<前へ
次へ>>

0 件のコメント:

コメントを投稿